初めての遠足
2018年6月14日に、Lucasが生まれた。
お父さんの胸ですやすやそれから三ヶ月の間、買い物や公園にこそ連れていったことがあるが、まだまだ免疫力が低いのと号泣したら人に迷惑ということを考えて、遠いところや人が多く集まるところは控えていた。
今週中に四ヶ月になるし、体もいっそう丈夫になったし、遊びにでも連れていこうと思った。
場所は自然と親しめる植物園と決めて、いざ出発!
出発を待つLucas植物園は家から車で行けば20分もかからず、動物園などと比べてかなり近いほうだった。
まずはお父さんとお母さんのエネルギーを確保(๑´ڡ`๑)
There are few problems a bucket of fried chicken can’t solve.ランチを済ませたところ、小雨がしとしと降り出した…天気をチェックしとけばよかった。
だがしかし!「雨にも負けず」なのだ。一風変わった風情が味わえるに違いない( • ̀ω ⁃᷄)✧キリッ
カボチャ正門のところにやはりアメリカの秋の風物詩とでも言えるカボチャが飾られてあった。
中に入っていくと、息を飲ませるような美しい風景が広がっていた。
Overland Parkの秋チケットを買い、地図を確認。
森に囲まれている植物園アメリカなだけあって、アジア人の私たちが見たこともない植物がいっぱい。中でももっとも面白かったのがこの「テニスボール」だった。
「テニスボール」地面一面これが転がっていたら何かの果実だとすぐ分かるが、最初は一個だけを見つけた時に、
「ほら見て!テニスボールみたい」
と私が言うと、お父さんが
「え?テニスボールじゃね?」
と見間違えるくらいだった。
小雨が降ったりやんだりの天気のせいか、植物園に人が少なかった。
私たち一家と中年女性三人組とフランス人の格好をした親子しか観光客がいなかった。お互いに会うたびに、にっこりと微笑んで軽く会釈をした。
植物園の一隅に、歴史上のOverland Parkを再現したミニチュアが展示されていた。
古くからこの町の発展を支えてきた鉄道を見て、そのデザインをしているお父さんは感無量でしょうか(そうでもないかw
Old Town Overland Park 美しい景色を自分の絵におさめることができたらどんなに幸せなことか 雨の中の植物園はどこか武蔵野公園に似ているぶらぶら植物園を一周した後、バードウォッチングの森へ。
お父さんの背景に融けるスキルがOctopus級お父さんの後について、延々と伸びている山道を登っていくと、なぜか「伊豆の踊子」を思い出した。
日本語を勉強し始めたころの自分にとっては、そんな文章はまさに災難。
意味を読み取るだけでもう精一杯だから、特に感動しなかったが、今になって考えれば、絶妙な一編だった。
夕方にはお腹ぺこぺこの三人が帰路についた。
家でポカポカの「鍋」を囲みながら雑談会。
楽しい一日の終わりだった。
「食べたいもの全部入れて煮込む」鍋今日はLucasにとっての初めての遠足。これからも数え切れないほどの「初めて」が彼を待っている。
私たちにとってもLucasがいる生活が始まったばかり。これからいろんな課題を克服しながら彼の成長を見守っていく。
どうか家族三人で遊ぶ団らんの時間がずっとありますように❤︎