第一章 2 運がよくなる言葉を使う

2016-10-27  本文已影响0人  HappyPieBinLiu

否定的な言葉は絶対に使わない


自分がいつも使っている言葉が、自分の未来をつくっています。

日本には「言霊」という考え方があり、「言葉には力が宿っている」とされています。唱えているだけでご利益があるとされている言葉はたくさんあり、神社などで唱える「祝詞」は、良い言霊の言葉をつなげた代表例ですよね。

意味は分からなくでも唱えているだけ縁起のいい言葉があるとすれば、意味を分かって、気持ちを込めて口に出している言葉から何も影響を受けないはずがありません。あまりの人にいつも言われる言葉、自分が発している言葉は、知らないうちに影響を受けているのです。

前項で、「子供に”運がいいね”といえばそうなる」ということを書きましたが、大人でも全く同じです。

「あなたは難しいと思う、できないと思う、やめたほうがいいよ」と毎日言われ続けていれば、どんなに自分が前向きな気持ちでいても、「どうだよね、やっぱり難しいよね、やめようかな」という気持ちにだんだんとなっていきます。

まったく同じ状況でも、「あなたならできるよ、絶対に大丈夫よ」と言われ続ければ、「そうかな、そうかもしれない、多分できる。。。。。きっとできる」という気持ちなっていくと思います。それが続いていけば、実際に前向きな行動に移すことにつながるでしょう。

この場合、実際の行動に移すようになったのは実力が上がったからではありません。「その気」になったからです。子供に「運がいいね」と言うとそうなるのは、言われ続けているうちに子供が「その気」になるからです。そして、「自分が運がいいんだ」という意識にカチッと切り替わると、実際どのぐらい運がいいかに関係なく、その言霊が運のいいことを引き寄せてくれるのです。

もちろん、自分に対していっている言葉にも注意する必要があります。

・私にはできない

・本当はしたいけど、無理だと思う

・ここまではできるけど、そこから先はありえない

・きっとうまくいかない

というような言葉を頻繁に使っていると、聞いているうちに、自分が「その気」になってしまうのです!

それを聞いている周りも、あなたを「そういう目」で眺めるようになるでしょう。本人が「無理」と思っているのですから無理に決まっていますよね。そして、「この人はできない」という意識集まってきます。他人がサラッと言った言葉ならともかく、わざわざ自分の言葉で自分の可能性を限定するのは本当にもったいないことだと思うのです。

「言った言葉がそのまま現実になる」と思い、あえて余計な一言を言わないように注意してみてください。

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译文:

消极的语言千万不要说

自己说的话,造就了自己的未来。

今日から悪口は言わない!と決める


人の悪口をいうと運が悪くなる、とされているのはなぜでしょうか?

それは、他人の悪く言っている時、その嫌な言葉は一番たくさん聞いているのは自分だからです。他の人のことを言っているようで、実は自分自身にマイナスのエネルギーを浴びせ続けていることになるのです。

あの人は嫌な人だ、嫌われている、嫌な目に遭えばいい......みんな、自分に言っている言葉です。

あなたの意識は「この言葉は自分のことではなく、別の人のことを言っている」とは思ってくれません。シンプルに、あなたに使っている言葉のとおりに未来を引き寄せてしまいます。ですから、他人の悪口を言えば言うほど自分の運は下がります。

人の批判をいつまでもしている時、それは「自分はみんなに嫌われている最悪の人だ」というエネルギーを振りまいていることになるのです。「人の批判や悪口はできるだけ言わないようにしよう」と思っている程度で変わりません。あえて、「今日は境に、いっさい言わないことにする!」と決めてみてください。

ちょっとずつ減らすのではなく、一気に「ゼロ」にするのです。

最後はプラスの言葉で終わらせる


もし、思わずマイナスの言葉を言ってしまったときは、プラスの言葉で終わらせるようにしてみてください。人間ですから、思わずマイナスの言葉が出てしまうことはあります。「私ってどうしてダメなんだろう......あ、でもこれから気を付ければいいんだわ」「あれがうまくいかなかったらどうしよう......と思ったけどと、今のは気になるあまりに思わず心配してしまっただけで、今のはナシ!!」などと、自分の中でよい印象でおわるようにするのです。

マイナスの言葉を吐きっぱなしでおわると、しばらくはその言葉に縛られることになります。例えば、人の悪口さんざん言った後は(たとえ周りの人につき合っただけでも)、後味が悪くなりませんか?相手のためを思って怒るようなときでも、頭から感情的に怒鳴りつけたでけで終わったら、そのマイナスの感情がしばらく残りませんか。言葉は知らない間にエネルギーを持って、言われた人よりも言った人を縛るのです。思わず言ってしまったときは、自分の気が晴れるように「いいイメージの言葉」で終わりにさせてください。

植物やモノにも話しかける


植物に「大きくなってね」と話しかけながら育てると、何も声をかけないととよりも早く花が咲いたり、大きくなったりする、という話を聞いたことはありませんか?植物も生きていることを思えば、言葉の影響を受けるのも当然のことに思えます。

また、「ありがとう」という言葉をかけ続けた「水」の結晶を写真に撮ると、線対称の美しい結晶ができているのに、「馬鹿やろう」という言葉をかけ続けた「水」は、結晶どころかグチャグチャの形しか作らない、という研究もあります。

私の尊敬する知人の一人に、素晴らしい別荘を持っている人がいます。

敷地の大きいものやに内装の素晴らしいもの、手間隙をかけている豪華な別荘数多くあると思いますが、この人の場合は「この家を購入した頃からますます運がよくなり、この家が人との縁をつなげてくれている」と感じるそうです。

実際、この別荘はいつも人の笑い声があふれていて、お邪魔するととても楽しい気分になります。おもてなしの素晴らしさやそこにいる人たちの会話の楽しさからくるものだけではなく、確かに、その家自体が発している温かく楽しいパワーがあるのです。

その家の持ち主は、いつも「君は本当にいい家だねえ」と話かけているそうです。その言葉をその家は毎日聞いているですから、持ち主や家族、訪問客にも影響を与えているに違いありません。

以前、出先で車のエンジンがおかしくなり、突然動かなくなってしまったことがありました。このとき、この人の別荘の話を思い出し、「毎日動いてくれていて本当にありがとう。それなのになかなか洗車に出さないし、雑に扱っていてごめんね。本当にご苦労様」と話しかけていたら、突然エンジンが復活したことがありました。ノロノロでしたが近くの修理場まではうがいてくれたので、本当に助かり、それ以来、日ごろお世話になっているモノ、好きなもの、活躍してくれていそうなモノには、日頃の感謝をこめて話しかけるようにしています。

例えば、母が家族の靴(特に、毎日会社へ通う弟の靴)を磨くときには、「いつも支えてくれてありがとう」と思いながら磨いているそうです。すると靴が突然光り出し……ということはないそうですが、ちょっと意識するだけで、まるで靴が生きているように感じて気持ち良くなるそうです。

自分にとっての大切なこと(例えば仕事の会議、講演会、コンサート、試合、など)「ここが勝負!」というときの前に、自分が使う道具などに「自分も頑張るから宜しく頼むよ、しっかりやってね」と必ず話かける、という人もたくさんいます。すべてのものに波動があることを考えると、このような思いで接している人と、粗雑に扱っている人で違いがあって当然だと思います。

モノの側にしてみれば、いつも自分に目をかけて信頼してくれればうれしくなって力を発揮するのです。

「いつも頑張ってくれてありがとう」そう思うだけで、そのものを自分が支えている大切なものに感じると思います。

自分への「ほめ言葉」はそのまま受け取る

お世辞でもなんでも、褒められたら「ありがとうございます。お蔭さまで」とそのまま素直に受け取ることです。もちろん日本の場合、ある程度の謙遜は必要です。自然に謙遜の一言が出てくるのは大切なことです。

でも、必要以上に謙遜したり、いつまでも否定し続けたりしていると、せっかく自分に集まったプラスのエネルギーを拒否することになってしまうので、必要以上に謙遜することなく、相手の言葉を素直に受け取ることです。

褒められたことをそのまま受け取って「その気」になると、本来はそれほど得意ではなかったことでも得意になっていきます。

私は自分の本の表紙や挿絵は自分で描いているのですが、決して絵が得意なわけではありませんでした。小さい頃から絵が上手な子供ではなかったし、美術が得意だったり、漫画やイラストがさらさらっ描けたりするタイプでもありませんでした。本の中で伝えたいことがあるときに、文章よりもイメージが先行しているので、「文章で表現しきれないところに代わりに絵をつけた」というのが、本に挿絵がついた始まりだったのです「文章が足りない、ともいえます」。ところが、「この絵が分かりやすい」「意味がある」とほめてくださる人が増えて、それをそのまま受け取っているうちに、「私って、結構絵が得意なのあもしれない」と思い初めあした。上手ではないけれど、これはこれでいいのかも、と思うようになったのです。

すると、ますますぴったりの絵が浮かぶようになるし、描いている時も楽しく自然になってきます。下手なりにだんだんと上達していくのを感じて面白くなってくるのです。

運のいい人は、みんなすぐに「その気」になります。褒められたことをそのまま素直に受け取っているからです。「その気」になっただけで、先の行動を変わります。褒められたら、「その気」になるチャンス、自分の才能を伸ばすチャンスやってきた!と喜べばいいのです。

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