花星 - 草稿
海:大切(たいせつ)な君(きみ)のために 心(こころ)を込めて贈(おく)るもの
「不器用(ぶきよう)な想(おも)いを、君(きみ)に届(とど)けてくれ」
願(ねが)い込(こ)め、選(えら)んだ
コトバにして 君(きみ)に「好(す)き」とは言(い)えない
カタチにしてしまったら、失(うしな)うのが怖(こわ)いから
だから今(いま)は
これが僕の精一杯(せいいぱっい)の愛(あい)だと、想(おも)い込(こ)めて…
君(きみ)に、幾千(いくせん)の花(はな)を
その手(て)いっぱい、贈(おく)って
僕だけの特別(とくベつ)な笑顔(はな)を咲(さ)かせたい
大切(たいせつ)で、守(まも)りたくて、切(せつ)ないほど愛(いと)しくて…
想(おも)いよ、風(かぜ)に乗(の)り 君(はな)を揺(ゆ)らせ
隼:大切(たいせつ)な君(きみ)のために 心(こころ)を込(こ)めて贈(おく)りたい
「世界(せかい)は、君(きみ)と僕のためにある」
そんな風(ふう)に思えるようなものを…
コトバにして 君に「好(す)き」とは言(い)わない
カタチに出来(でき)るほど、簡単(かんたん)な想(おも)いじゃないから
だから今(いま)は
これが僕の精一杯(せいいぱっい)の愛(あい)だと、想(おも)い込めて…
君(きみ)に、幾千(いくせん)の星(ほし)を
その瞳(め)いっぱい、贈(おく)って
僕だけの、特別(とくべつ)な笑顔(ほし)を輝(て)らしたい
悲(かな)しみも、苦(くる)しみも、喜(よろこ)びも、すべて君(きみ)と
分(わ)け合(あ)って生(い)きたいと 祈(いの)り込(こ)めて…
海:僕だけの花(はな)を、隼:僕だけの星(ほし)を
海:ありのまま、飾(かざ)らない君(きみ)を もっと見(み)せて?
隼:たとえ君(きみ)の心(こころ)が 僕を見(み)ていなくても
海隼:いつか、きっと 想(おも)いが届(とど)くと信(しん)じて…
幾千(いくせん)の花(はな)を、幾千(いくせん)の星(ほし)を
この想(おも)い、届(とど)くまで 何度(なんど)でも贈(おく)るよ
二人(ふたり)じめ夜空(よぞら)の下(した) 君(きみ)の隣(となり)で笑(わら)っている
かけがえない時(とき)に 願(ねが)い込(こ)めて
コトバはいらないから…
ただ、抱(だ)きしめた