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很喜欢的诗

2017-04-30  本文已影响0人  Autumners

『生命は』

 吉野 弘

生命は 

自分自身で完結できないように 

つくられているらしい

花も

めしべとおしべが揃っているだけでは

不充分で 

虫や風が訪れて 

めしべとおしべを仲立ちする

生命はすべて

そのなかに欠如を抱きけ

それを他者から満たしてもらうのだ

世界は多分

他者の総和 

しかし

互いに 

欠如を満たすなどとは

知りもせず

知らされもせず

ばらまかれている者同士

無関心でいられる間柄

ときに

うとましく思えることさも許されている間柄

そのように

世界がゆるやかに構成されているのは

なぜ?

花が咲いている

すぐ近くまで

虻の姿をした他者が

光りをまとって飛んできている

私も あるとき

誰かのための虻だったろう

あなたも あるとき

私のための風だったかもしれない

Life is

It seems life is constructed in a way

that no one can fulfill it

alone

Just as it's not enough for

flowers

to have pistils and stamens

An insect or a breeze

must introduce a pistil to a stamen

Life contains its own absence,

which only an Other can fulfill

It seems the world is the summation of Others

And yet,

We neither know nor are told

that we will fulfill each other

We lead our scattered lives,

perfectly unaware of each other...

Or at times,  allowed to find

the Other's presence

disagreeable

Why is it,

that the world is constructed so loosely?

A horse fly,

bathed in light,

flies in close to a blooming flower

I, too, might have been someone's horse fly

Perhaps you, too,had once been my breeze

生命 可能是

無法以自身之力成功的完滿

而被創造出來的

好比花

就算將雌蕊與雄蕊聚集

也不足夠

仍需昆蟲與微風的造訪

連繫起雌蕊與雄蕊的關係

生命本質上

便懷有重要的匱缺

並因他者的存在而完滿

世界 或許是

所有他者的總合

然而

我們彼此

對於自身這份重要的匱缺

毫無自覺

也未曾被告知

原來 我們是這樣被播散的種子

總是冷淡的距離

然而有時

再難忍卻也能維持住的關係

就這樣

世界被巧妙的構築了

何故?

花盛開著

近身一看

便發現像馬蠅這樣他者的存在

在光線的纏繞中飛舞著

曾幾何時 我也是 可能是别人的馬蠅

或许 你也是 曾是

吹拂我的风

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