野田洋次郎 RADWIMPS | 翻译看场电影

【译】连载 ラリルレ論 野田洋次郎 RADWIMPS #2

2016-11-15  本文已影响138人  养猫的毛毛先生

2015年3月16日

これは一年前の僕。僕はこんなことを考えていた、らしい。生まれてはじめて3日以上続く日記を書いた。そして生まれてはじめて、日記を書く意味が少しわかった。1年前の僕は、僕が想像するよりもずっと他人だ。僕が今考えもしないことを考えている。「はじめまして」の顔で僕に語りかける。僕が今抱えている悩みとは全く違う苦悩を抱え必死に生きている。そこから新しい気付きをくれる。僕は思ってるほど自分を知らない。憶えていない。

这是一年前的我。似乎当时的我正思考着那样的问题。有生以来第一次连续写了3天以上的日记。也是有生以来第一次,稍微明白了一些写日记的意义。一年前的我,比我自己所想像的还要陌生,考虑着我现在不曾考虑过的问题,带着“初次见面”似的面孔向我讲述着。那时的我,怀抱着和现在的我完全不同的苦恼拼命地生存着。从那里有了一些新的意识:我比自己想象中更加不了解自己,甚至记不清我曾经的模样。

この本は2014年2月から7月までの、半年間に及ぶ記録だ。この期間、僕の所属するバンドRADWIMPSは今までで最長のライブツア—を経験する。計44公演、約22万人動員。見知らぬ土地へ降り立ち、会場に入り、リハーサルをし、ラィブをやり、その土地のものを食ベ、散歩をし、寝て、翌日また違う地へ旅立つ。たった一晚のはずなのに、降り立った時よりずっと親しくなったその土地に別れを告げて。そんな半年間。

这本书是我从2014年2月份开始到7月这半年时间着手记录的。在这个期间内,我所属的乐队RADWIMPS经历了至今为止最长的一次巡回演唱会,共计公演44次,动员了22万人。在陌生的地方降落,进入会场、排练、开演唱会,在这片土地上吃饭、散步、睡觉,第二天又去往另一个地方。虽然只度过了这一个夜晚,离别的时候却比初至这地方感到亲切许多。就是这样的半年。

ツアー中のロックバンドといったら多くの人はまぁそれは華やいだ世界をィメージするかもしれない。僕自身、バンドをはじめた頃はずっとそういうもんだと思っていた。

在大多数人的印象中,开演唱会时,摇滚乐队的世界应该是非常光辉夺目的。就连我自己,在最初办乐队的时候也是这么想的。

 

西欧から流れてくる外国のバンドマンたちの逸話。スイートルーム、部屋はめちゃくちゃ、 窓から投げ捨てられるテレビ、グルーピー、薬漬け、豪勢な料理、平気で一時間遅れるライブの開演、時に延期。ロックバンドだけに許された特権。

常听到从西欧流传出得国外乐队的逸闻:豪华套房、房产随处都是、把电视机从窗子扔下、粉丝团、嗑药、奢侈的饭菜、毫无所谓地延迟开演、甚至直接延期演唱会。这些都是摇滚乐团的特权。

 

しかしこの本は違う。この本は前述したそれらすベてから一番遠く離れた場所で書かれた本だ。誰もいない部屋、加湿器、弁当、調子の悪いパソコン、葛根湯、膨大な時間、バスタブのお湯、静寂——一生戻ってこれないのではと恐ろしくなるほどの——

但这本书不同。这本书记载的和上述所说完全不一样:空荡荡没有人的房间、加湿器、便当、坏掉的电脑、葛根汤、漫长的时间、洗澡水、寂静——一辈子再也不想回到那样恐怖的时期——

すべてはライブの、あの2時間のためにあった。そのための残りの22時間。誰に頼まれたわけじゃない、それが最大の望みだから。僕らはミユージシヤンだ。いいライブをすること以上に、したいことが見つからない。

所有的这一切,都是为了演唱会的那两个小时。而因此余下的22小时,并不是受谁所托,因为那是我们最大的希望。我们是音乐人,没有比能办出超乎想象的演唱会更大的愿望了。

そうして、ツアー中という人生で一番多くの人と接する一方、一番一人で過ごす時間の長い、とても歪つな時期にこの本は書かれた。

所以,一方面在巡回演唱会中,我们有生以来接触到超多的人;但另一方面,一个人独处的时间非常的长,而就在这么扭曲的时期内写下了这本书。

時に一人の時間を塗りつぶすために、時にあまりに愛しくて尊い瞬間を忘れないために、時に自問自答のために、時に自分の成り立ちを知るために、それらを記録しようと思った。いつのまにか話は自分の幼少期、アメリカでの生活、家族、友達、言葉、あらゆる方向へと飛び火した。いつしかこの脳内旅行を楽しんでる自分がいた。

有时是为了填满独处的时间,有时是为了防止忘记那些太过值得珍惜和宝贵的瞬间,有时是为了自问自答,有时是为了了解自己的成长,所以把这些都记录了下来。不知不觉中,幼年的时期、在美国的生活、家人、朋友、话语、所有思绪飘散开来,自己也享受着这种“脑中旅行”。

日付の書かれた文が日記部分に当たる。そしてそれとは別に太字で書かれた文はちょうどツアーから1年後、この日記を読み返して新たに思ったこと、補足、答え合わせ、発展で書かれた文章。時空を超えた二人がこの本の中で交わった。

这些文章当时标注了日期,以日记的形式记下。然后其他一些黑体字是在据演唱会正好一年后,重新读到这些日记,又产生了一些新的想法,补充、敲定、改进后写下的文章。即超越时空的两个我(以前和现在)在此书交汇。

 

基本的には日記の体なので——ツア-中、ライブ時間以外は同じことの繰り返しだったりもして——平坦で退屈な場面もいくつもあるだろう。そんな時は平気で読み飛ばしてください。

基本上在这个日记里——我一直在巡演中、巡演外反复往之——所以当然总有单调无聊的情况,这个时候请心平气和地读下去。

雑然と、混沌と、平穏と、矛盾と、諦めと、渴望と、苛立ちと、幸福と、昇天と、etc。呆れるくらい、この星のどこにでもあるありふれた感情。その集合体が僕だった。

复杂、混沌、平稳、矛盾、断念、渴望、焦躁、幸福、升天等等……简直令人惊讶,这些在这个星球上所共同的情感,全集中于我一人身上。

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