ビールを一本
2017-05-20 本文已影响0人
津島修治
今日は天気がいいからってどれだけ言い出したがってる僕は、憂鬱な空を眺めながら、ため息を。
雨が降りそう、心も底まで沈み。どうしようって繰り返しても。
ビールを一本ください。飲みながら、ギターを弾けばいい。雲も踊るだろう。
いつの間にか、昔の恋人を思いだしたけど、元気ですかって、実はさよならって言いたくなかった。
風が吹いてる、涙も裏に隠れ。ごめん、強くなるって誓ったのに。
ビールを一本ください。飲みながら、ギターを弾けばいい。空も歌うだろう。
ずいぶん我慢して来た僕はもう限界。どうして生活はこんな辛いの?どうして夢を持って叶えないの?たぶん僕は立派何かじゃないよね、本当に強くなきゃ笑えないの。馬鹿な大人にならないように、僕は抱えて来た痛みを忘れないから。
ビールを一本ください。ギターを捨てて、飲み終わってからまた生きていくのだ。