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【晚安日语】0125| 人生すべて修行

2019-01-26  本文已影响0人  日语之声

皆さん、こんばんは。

お休み日本語へようこそ。Katyaです。

また金曜日で皆さんとお会いできて嬉しいです。

では、早速本題に入りましょう。

今日朗読した文章は『人生べて修行』

サチエは三十八歳になったばかりだ。彼女の父は古武道の達人で、幼い頃から自分の道場に一人娘のサチエを連れていき、熱心に指導した。そこには世界各国から、武道を習得しようという、白い人、黒い人、黄色い人たちが集まっていた。道場の壁には、

 幸江刚满38岁。她的父亲是日本传统武道的高手,在独生女幸江还很小的时候父亲就常常带她去自己的道场,而且还会认真地教她。父亲的道场里聚集着来自世界给各地想要学习武道的白人、黑人以及黄种人。道场的墙上挂着父亲写的条幅:

「人生すべて修行」

“人生即为修行”

という父の筆による書が掲げてあり、これは父の口癖でもあった。運動神経のいいサチエは、敏捷な身のこなしで、みんなに一目置かれていた。とにかく技の形をすぐ覚え、これが男の子だったら、ものすご技の使い手になるだろうと言われていた。しかし当のサチエにとって武道は、好きだけれど趣味のようなものにすぎなかった。というよりも、父がサチエの才能を見抜き、より高度な技を求め始めたので、このままでは抜き差しならぬ状態になると、小学校の高学年の時に不安に陥ったのである。このまま武道ばかりやっているのは嫌だ。

 这也是父亲的口头禅。很有运动天赋的幸江凭借自己敏捷的身手总是能打败别人。大家都说悟性很高的幸江如果是男孩子的话,肯定会成为技艺超群的高手。然而对于幸江来说,虽然她很喜欢武道,却也只是把它当作兴趣而已。虽然如此,父亲却依旧发现了幸江的才能,进而开始要求她掌握高难的技巧,幸江终于在小学的高年级阶段陷入了不安,因为如果这样的话就会彻底被父亲的执着所束缚。她不喜欢把自己的时间全部都交给武道。


それでも父の指導は熱心になり、周囲も、がんばれ、がんばれという。そう言われればがんばって、子供武道大会で優勝したりしたものの、いつもこのままでいいのかなとそればかり考えていた。頃合を見計らって、そろりそろりと父の顔色を窺いながら、武道から距離を置こうとしたとき、サチエの母親が買い物帰りにトラックにはねられて亡くなった。サチエが十二歳の時だった。この時も父がいったのは、

 可是父亲的热忱却依旧不减,身边的人也都纷纷不停地为幸江打气。如此一来,幸江只好顺从地认真训练,虽说在儿童武道大会中获得了优胜,她却依旧在思考着是否应该一直就这样生活。就在她瞧好时机一边窥探着父亲的脸色一边准备悄悄疏离武道之时,幸江的母亲在购物回家的途中遭遇车祸不幸去世。那是幸江12岁的时候。即便彼时,父亲对幸江说的却还是那句

「人生すべて修行」

“人生即为修行”

だった。葬式でも父は涙を見せず、サチエにも、

葬礼上父亲没有落泪,他还对幸江说:

「人前では泣くな」

“不许在别人面前哭”

と言い渡した。陰ではたくさん泣いたが、言われた通り、人前で泣き顔を見せた覚えはない。

 虽然在背后哭过很多次,可是就像父亲要求的那样,她从不记得自己曾在别人面前落过泪。

本篇选自日本女作家群阳子的小说《海鸥食堂》,是对主人公幸江儿时生活的回顾。修习日本传统武术的父亲将“人生即为修行”奉为座右铭,并以此里要求幸江隐忍生活中的不顺,这句话成为幸江最为清晰的青春回忆。


では、今日これで、

皆さん、ありがとうございます。

おやすみなさい。

主播 | Katya

小编 | 咸咸

责编 | 日语之声

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