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【日语共读】佐贺的超级阿嬷(12)

2019-02-07  本文已影响1人  日语之声

 各位听众小伙伴大家晚上好~

今天将由 主播kasumi为我们继续带来

佐贺的超级阿嬷(12

では、はじめましょう!

佐贺的超级阿嬷

    故事讲述了在8岁那年,小主人公德永昭广离开家乡广岛,来到佐贺的乡下老家。这里没有玩具,这里没有朋友,甚至连送他来的妈妈也转身离开,迎接德永昭广的只有低矮破旧的房屋,以及独立抚养了七个儿女的超级阿嬷。刚来阿嬷家的德永昭广无法适应这里的寒酸生活,但随着时光的流逝,德永昭广渐渐体味到了与阿嬷在一起生活所得到的幸福。

——岛田洋七

12

佐贺的超级阿嬷(12

    近所でも道場に通う子がチラホラと出てきていて、俺も近所の悪ガキ仲間と、こっそり稽古を見に行った。道場では、いつも一緒に泥んこで駆け回っている仲間が、袴(はかま)に身を包み、張りつめたような顔をして、竹刀(しない)を振るっている。その姿は、何か無茶苦茶に格好良くて、俺も絶対に剣道をやろうと思った。早速、帰ってばあちゃんに話す。

    附近零零星星有几个孩子去道场学剑,我也和附近的野孩子一起偷偷跑去看。那些平常和我们一起满身泥巴追逐奔跑的同伴,在道场里穿着道服,神情肃穆地挥着竹刀。那模样就是没来由的帅,让人动心,也想学剑道。我赶紧跑回家跟外婆说:

 

「ばあちゃん、今日、剣道見に行ったよ」

「ふうん」

「かっこ良かったよ」

「それは、よかったと」

「俺も、剣道やりたい」

「やったら、よかと」

「ほんとう?」

「やりたかったら、やりんしゃい」

「本当に、いいの?じゃあ明日、一緒に道場に申し込みに行って!防具とか面とか、いるものもそこで教えてくれるって!」

「え?お金かかるんか?」

「うん。かかるよ」

  "阿嬷,我今天去看剑道了。"

  "哦。"

  "很帅啊!"

  "是啊。"

  "我也想学剑道。"

  "学学也好。"

  "真的?"

  "想学就学呗。"

  "真的吗?那明天陪我去道场报名,他们会告诉我们要买哪些护具和面罩。"

  "嗯?要花钱啊?"

  "嗯,要钱---"

 

    俺が、「かかるよ」の「よ」を言い終えるか終えないかの時だった。いきなり、ばあちゃんは態度を変えた。

  「じゃあ、やめときんしゃい」

  「え?」

  「やめときんしゃい」

  「でも、さっきは……」

  「やめときんしゃい」

    それきり、何を言っても「やめときんしゃい」の一点ばかりだった。俺はガッカリした。

    我那个"钱"字还没说完,外婆的态度突然大变。

    "那就别学了!"

    "啊?"

    "别学了。"

    "可是你刚刚---"

    "别学了。"

    不管我说什么,她就是"别学了"这几个字。我好失望。

    仕方がないとは思っても、防具をつけて竹刀を振るう、格好いい姿が忘れられなかった。

しかし、しょんぼりしている俺に、クラスメートの一人が声をかけてきた。

  「徳永君、一緒に柔道習いに行かんと?」

    早速、放課後、稽古について行ってみると、剣道ほどは心惹かれなかったが、必要なものは柔道着だけだと言う。俺は、息を切らして帰るなり、ばあちゃんにせがんだ。

    虽然无奈地接受现实,但总是幻想戴着护具挥舞竹刀的帅劲儿。一个同学对垂头丧气的我说:"德永君,我们去学柔道吧?"于是放学后,又赶紧跑去看,虽然不像剑道那样迷人,但只需要买柔道服就行了。我上气不接下气地跑回家里,缠着外婆:

 

「柔道、習わせて。剣道よりお金もかからないって」

「タダか?」

「タダじゃないけど……」

「やめときんしゃい」

    普通なら、これ以上我が儘を言わない俺なのだが、とにかくその時は、スポーツをやるということに憧れを抱いていたのだ。何かやりたいという思いを必死でばあちゃんに伝えると、ばあちゃんは俺の話に耳を傾けてくれ、そして大きく頷いて言った。

    "让我学柔道吧,不像剑道那么花钱。"

    "免费的吗?"

    "不是免费---"

    "别学了。"

    要是在平常,我不会再任性地多说什么,但那时候,我就是抱着想学一种运动的憧憬。我拼命要让外婆知道,我想学一种运动,外婆仔细听明白我的意思后,用力点点头。

本期主播

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主播/kasumi

小编/小小铭

责编/日语之声

栏目/佐贺的超级阿嬷

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