【日语共读】佐贺的超级阿嬷(12)
各位听众小伙伴大家晚上好~
今天将由 主播kasumi为我们继续带来
佐贺的超级阿嬷(12)
では、はじめましょう!
佐贺的超级阿嬷
故事讲述了在8岁那年,小主人公德永昭广离开家乡广岛,来到佐贺的乡下老家。这里没有玩具,这里没有朋友,甚至连送他来的妈妈也转身离开,迎接德永昭广的只有低矮破旧的房屋,以及独立抚养了七个儿女的超级阿嬷。刚来阿嬷家的德永昭广无法适应这里的寒酸生活,但随着时光的流逝,德永昭广渐渐体味到了与阿嬷在一起生活所得到的幸福。
——岛田洋七
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佐贺的超级阿嬷(12)
近所でも道場に通う子がチラホラと出てきていて、俺も近所の悪ガキ仲間と、こっそり稽古を見に行った。道場では、いつも一緒に泥んこで駆け回っている仲間が、袴(はかま)に身を包み、張りつめたような顔をして、竹刀(しない)を振るっている。その姿は、何か無茶苦茶に格好良くて、俺も絶対に剣道をやろうと思った。早速、帰ってばあちゃんに話す。
附近零零星星有几个孩子去道场学剑,我也和附近的野孩子一起偷偷跑去看。那些平常和我们一起满身泥巴追逐奔跑的同伴,在道场里穿着道服,神情肃穆地挥着竹刀。那模样就是没来由的帅,让人动心,也想学剑道。我赶紧跑回家跟外婆说:
「ばあちゃん、今日、剣道見に行ったよ」
「ふうん」
「かっこ良かったよ」
「それは、よかったと」
「俺も、剣道やりたい」
「やったら、よかと」
「ほんとう?」
「やりたかったら、やりんしゃい」
「本当に、いいの?じゃあ明日、一緒に道場に申し込みに行って!防具とか面とか、いるものもそこで教えてくれるって!」
「え?お金かかるんか?」
「うん。かかるよ」
"阿嬷,我今天去看剑道了。"
"哦。"
"很帅啊!"
"是啊。"
"我也想学剑道。"
"学学也好。"
"真的?"
"想学就学呗。"
"真的吗?那明天陪我去道场报名,他们会告诉我们要买哪些护具和面罩。"
"嗯?要花钱啊?"
"嗯,要钱---"
俺が、「かかるよ」の「よ」を言い終えるか終えないかの時だった。いきなり、ばあちゃんは態度を変えた。
「じゃあ、やめときんしゃい」
「え?」
「やめときんしゃい」
「でも、さっきは……」
「やめときんしゃい」
それきり、何を言っても「やめときんしゃい」の一点ばかりだった。俺はガッカリした。
我那个"钱"字还没说完,外婆的态度突然大变。
"那就别学了!"
"啊?"
"别学了。"
"可是你刚刚---"
"别学了。"
不管我说什么,她就是"别学了"这几个字。我好失望。
仕方がないとは思っても、防具をつけて竹刀を振るう、格好いい姿が忘れられなかった。
しかし、しょんぼりしている俺に、クラスメートの一人が声をかけてきた。
「徳永君、一緒に柔道習いに行かんと?」
早速、放課後、稽古について行ってみると、剣道ほどは心惹かれなかったが、必要なものは柔道着だけだと言う。俺は、息を切らして帰るなり、ばあちゃんにせがんだ。
虽然无奈地接受现实,但总是幻想戴着护具挥舞竹刀的帅劲儿。一个同学对垂头丧气的我说:"德永君,我们去学柔道吧?"于是放学后,又赶紧跑去看,虽然不像剑道那样迷人,但只需要买柔道服就行了。我上气不接下气地跑回家里,缠着外婆:
「柔道、習わせて。剣道よりお金もかからないって」
「タダか?」
「タダじゃないけど……」
「やめときんしゃい」
普通なら、これ以上我が儘を言わない俺なのだが、とにかくその時は、スポーツをやるということに憧れを抱いていたのだ。何かやりたいという思いを必死でばあちゃんに伝えると、ばあちゃんは俺の話に耳を傾けてくれ、そして大きく頷いて言った。
"让我学柔道吧,不像剑道那么花钱。"
"免费的吗?"
"不是免费---"
"别学了。"
要是在平常,我不会再任性地多说什么,但那时候,我就是抱着想学一种运动的憧憬。我拼命要让外婆知道,我想学一种运动,外婆仔细听明白我的意思后,用力点点头。
本期主播
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主播/kasumi
小编/小小铭
责编/日语之声
栏目/佐贺的超级阿嬷