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【日语共读】《菊与刀》连载(4)

2019-05-11  本文已影响0人  日语之声

      《菊与刀》是美国文化人类学家鲁思·本尼迪克特创作的文化人类学著作,首次出版于1946年。“菊”是日本皇室的象征,“刀”是日本武士道精神的体现。本尼迪克特用这两个词表示了日本人的两种矛盾的性格:好战而祥和,黩武而好美,傲慢而尚礼,呆板而善变,驯服而倔强,忠贞而叛逆,勇敢而懦弱,保守而喜新。对于日本人的这种国民性格,本尼迪克特从等级制度、报恩意识、义理、日本儿童的养育方面展开分析。

私に与えられた課題は困難であった。アメリカと日本とは交戦中であった。そして戦争中には敵を徹頭徹尾こきおろすことはたやすいが、敵が人生をどんなふうに見ているかということを、敵自身の眼を通して見ることははるかにむずかしい仕事である。しかもそうせねばならなかったのである。問題は日本人がどんな行動をするかであって、もし彼らと同じ立場に置かれたならば、われわれはどんな行動をするか、ということではなかった。私は日本人の戦争中の行動を、彼らを理解するに当たって、マイナスの要素としてではなく、プラスの要素として利用するように努めねばならなかった。私は彼らが戦争そのものを遂行するやり方を眺め、それをしばらくの間、軍事的問題としてではなく、文化問題として見なければならなかった。平時と同じように、戦時においてもまた日本人は、いかにも日本人らしくふるまった。彼らが戦争を処理してゆく方法の中に、彼らの生き方や考え方を示す、どのような特殊な徴候が見られるか。彼らの指導者が戦意を煽り立て、うろたえる国民を安心させ、職場でその兵士を用いるやり方、これらはいずれも、彼ら自身が何を、利用しうる長所とみなしているかを示していた。私は日本人が戦争においていかに一歩一歩、自己の姿を現わしてゆくかを見るために、戦争の細部の点を調べなければならなかった。

这项任务对我来说是困难的。因为美日正在交战状态。这种状态让我们可以轻易地把战争中的一切责任都推给敌国,但这却非常不利于我们对敌人有关人生看法等等问题的研究。我们必须得了解现在的问题不是我们处于日本人的境遇中会怎么办,而是日本人自己会有何行动。所以,我需要认真观察正在进行的战争中,日本人是怎么做的。这是可以作为了解他们的有用资料来进行研究的,必须研究他们对战争本身的态度和方式,不是单纯地从军事角度,而是作为文化问题进行分析。日本人在平日生活里给我们展现的是具有自己特色的文化,在战争中也一样,日本人的行为自具特色。那么日本人到底把哪些生活中的方式和思维带进了战争?又是利用了什么文化力量在战时激励士气、消除惶惑,以及调兵遣将来运作战争的?这些问题的答案只能通过对战争中各个细节的研究才能有所得,要从日本人身上观察日本人是如何逐渐地暴露自己。

しかしながらわれわれ両国民が交戦中であるという事実は、必然的に非常な不利を意味した。それは文化人類学者の研究技術として最も重要な、現地調査を断念せねばならぬことを意味していた。私は日本に出かけてゆき、日本人の家庭の中で生活し、日常生活のさまざまな活動を観察し、自分の眼でどれが重要なもので、どれがそうでないかを見分けることができなかった。私は彼らがある決定に到達するという複雑な仕事をなしつつあるところを観察することができなかった。私は彼らの子供が育てられてゆく過程を見ることができなかった。日本の村落に関する唯一の人類学者の実地研究である、ジョン·エンブリーの『須恵村』は非常に貴重な文献であったが、この研究が書かれた当時は、一九四四年にわれわれが直面していた日本に関する問題の多くは、まだ問題になっていなかった。

可是,正在交战的我们两国,让我的观察和研究有很多难以进行的地方。因为我必须放弃文化人类学中最重要的实地调查研究法。我不能亲自到日本,从日本家庭的日常生活中,观察他们的各种行为,尤其是一些具有代表性的行事风格;我也不能观察到日本人在做出决定时到底是什么样的过程或者有什么值得关注的地方;我同样难以见到日本人是怎样教育下一代的。虽然我们现在已经有了人类学家约翰·恩博瑞通过实地调查写的唯一一部关于日本村落的专著《须惠村》,它非常有价值,却不能完全解答我们在1944年遇到的很多关于日本的问题。

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主播/伏特

编辑/ミアオ

责任编辑/日语之声

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