【日语共读】窗边的小豆豆(34)
日语共读
窗边的小豆豆
黑柳彻子
一份童真和不带世俗的纯净
宜
欢喜
悲伤
忌
皆さん、こんばんは。今天继续由主播奥狸傲为大家分享黑柳彻子的作品《窗边的小豆豆》。希望你会喜欢~
-窗边的小豆豆-
《窗边的小豆豆》是日本作家、主持人黑柳彻子创作的儿童文学作品,首次出版于1981年。
这本书讲述了作者上小学时的一段真实的故事:小豆豆(作者)因淘气被原学校退学后,来到巴学园。在小林校长的爱护和引导下,一般人眼里“怪怪”的小豆豆逐渐变成了一个大家都能接受的孩子。巴学园里亲切、随和的教学方式使这里的孩子们度过了人生最美好的时光。
《窗边的小豆豆》(34)
でも泰明ちゃんは、手や足の力がなかったから、とても一人では、一段目も登れそうになかった。
そこで、トットちゃんは、物凄い早さで、後ろ向きになって梯子を降りると、今度は、泰明ちゃんのお尻を、後ろから押して、上に乗せようとした。
ところが、トットちゃんは、小さくて、やせている子だったから、泰明ちゃんのお尻を押さえるだけが精いっぱいで、グラグラ動く梯子を押さえる力は、とてもなかった。
泰明ちゃんは、梯子にかけた足を降ろすと、だまって、下を向いて、梯子のところに立っていた。トットちゃんは、思っていたより、難しいことだったことに、初めて気がついた。
(どうしよう……)
但是泰明的手和脚都没有力气,一个人怎么也登不上梯子的第一级。于是小豆豆又飞快地转身下了梯子,从后面托着泰明的臀部,使劲地把他往梯子上推。可是小豆豆毕竟太瘦小,从后面托住泰明就很吃力了,哪还有力量再去按住要滑动的梯子?
泰明把脚从梯子上挪下来,默默地站在梯子前,低下了头。小豆豆这才发现,事情比自己想象的要难得多。
“怎么办呢?”
でも、どんなことをしても、泰明ちゃんも楽しみにしている、この自分の木に、登らせたかった。トットちゃんは、悲しそうにしている泰明ちゃんの顔の前にまわると、頬っぺたを膨らませた面白い顔をしてから、元気な声でいった。
「待ってって?いい考えがあるんだ!!」
それから、また小使いの小父さんの物置に走っていって、中のものを次々と引っ張り出してみた。そして、とうとう、脚立を発見した。
(これなら、グラグラしないから、押さえなくても大丈夫)
トットちゃんは、その脚立を、引きずって来た。それまで、「こんなに自分が力持ちって知らなかった」と思うほどの凄い力だった。
脚立を立ててみると、ほとんど、木の二股のあたりまで、とどいた。トットちゃんは、泰明ちゃんのお姉さんみたいな声でいった。
「いい?こわくないのよ。もう、グラグラしないんだから」
但是,无论怎么做,一定要实现泰明的心愿,让他爬上自己的树。小豆豆转到泰明的跟前,鼓起腮帮子,对悲伤起来的泰明做了一个鬼脸,快活地说:
“等一下,啊,我有好办法了!”
说着,小豆豆又跑向工具房。一边想着“有没有什么好办法呢”,一边把各种工具都拖出来看一看。终于,她发现了梯凳。
“这个梯子,不会到处滑,即使不按住也没关系。”
于是,小豆豆把梯凳拖到了大树跟前。小豆从来没有发现,原来自己竟有这么大的力气!把梯凳支起来一看,差不多正好到大树分权的地方。接着,小豆豆说道:
「いい?こわくないのよ。もう、グラグラしないんだから」
泰明ちゃんは、とてもビクビクした目で脚立を見た。それから、汗びっしょりのトットちゃんを見た。泰明ちゃんも、汗ビッショリだった。泰明ちゃんは、木を見上げた。そして、心を決めたように、一段目に足をかけた。
それから、脚立の一番上まで、泰明ちゃんが登るのに、どれくらいの時間がかかったか、二人にもわからなかった。夏の日射しの照りつける中で、二人とも、何も考えていなかった。とにかく、泰明ちゃんが、脚立の上まで登れればいい、それだけだった。
“这样好吗?别害怕,这一次不会滑了。”
听小豆豆的语气,仿佛她是泰明的姐姐似的。泰明担心地看了看梯凳,又看了看满头大汗的小豆。这个时候,泰明的身上也被汗水湿透了,他抬起头来,看了看大树,然后下定决心,抬腿向第一级迈去。
从第一步到泰明登上梯凳的最高一级,总共用了多少时间,泰明和小豆豆都不清楚。在夏日阳光里,两个人什么都不想。总之,只要泰明登上梯凳的最高一级就行了。
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今日主播
奥狸傲
主播:奥狸傲
小编:tsuki酱
责编:日语之声