每周一译36:困らなければ知恵は出ない(没有困惑出不了智慧)
中日文版的丰田管理理念分享给大家。这也是部门翻译成中文周早会学习内容。内容选自于日文原版《 トヨタが「現場」でずっと繰り返してきた言葉 》若松義人
丰田式管理的基本是多品种少量化生产,理想是“制作一个”。因此,如何在短时间内完成段取对应是关键。曾经,在丰田工厂用时四个小时的1000吨冲床的段取对应,通过不断的改善,成功缩短到一个小时段取对应之际,大野耐一先生对部下下达的指示是要“三分钟内段取对应完成”。
当时那是世界的哪个制造商都没有做的难题。但是,如果能做到这一点的话,丰田式管理也能获得飞跃性的进化。团队成员将必须停机才能完成的“作业内段取时间”尽可能地转化为机器在运转时段取对应或之后也能进行的“外部段取”对应,并反复地进行了各种各样的改善以“一键”的方式进行。结果,三个月后,真的三分钟就可以段取对应完成了。当时的成员这样说。
“如果大野先生没有说‘三分钟内段取对应’的话,也许就不会产生那样的想法了。”
上司有时会给部下提出一些可以说是无稽之谈的难题。然后,部下拼命地想出点子,就会产生意想不到的突破。意想不到的智慧,产生意想不到的想法。没有困惑就出不了智慧。上司必须通过让部下彻底深深困扰,将其智慧引出到极限。
以下日文
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トヨタ式の基本は多品種少量生産であり、理想は「一個づくり」にある。そのためには段取り替えをいかに短時間でやるかが鍵を握る。かつて、トヨタの工場で四時間もかかっていた1000トンプレスの段取り替えを、改善に次ぐ改善によって一時間にまで縮めることに成功したとき、大野耐氏が部下に指示したのは「三分間でやれ」だった。
それは世界のメーカーのどこもやっていない難事だった。しかし、もしそれが出来ればトヨタ式は飛躍的なレベルと進化できる。チームのメンバーは機械を止めなければできない「内段取り」を、可能な限り、機械の稼働中や後でもできる「外段取り」に転化したうえで、さまざまな作業が「ワンタッチ」でできるように改善を重ねた。その結果、三ヶ月後には、本当に三分間でできるようにしてしまった。当時のメンバーはいう。
「大野さんが『三分間で段取り替えせよ』といわなかったら、ああしたアイデアは生まれなかったかもしれない」
上司は部下に、ときに無茶といえるような難題を突きつける。そして、部下が必死になってアイデアを出すことで思いがけないブレイクスルーが生まれる。思わぬ知恵、思わぬアイデアが生まれてくる。困らなければ知恵は出ない。上司は、部下をとことん困らせることで、その知恵を限界まで引き出さなければならない。