【日语共读】你的名字(86)
你的名字
故事发生的地点是在每千年回归一次的彗星造访过一个月之前,日本飞驒市的乡下小镇糸守町。在这里女高中生三叶每天都过着忧郁的生活,而她烦恼的不光有担任镇长的父亲所举行的选举运动,还有家传神社的古老习俗。在这个小小的城镇,周围都只是些爱瞎操心的老人。为此三叶对于大都市充满了憧憬。
然而某一天,自己做了一个变成男孩子的梦。这里有着陌生的房间、陌生的朋友。而眼前出现的则是东京的街道。三叶虽然感到困惑,但是能够来到朝思暮想的都市生活,让她觉得神清气爽。另一方面在东京生活的男高中生立花泷也做了个奇怪的梦,他在一个从未去过的深山小镇中,变成了女高中生。两人就这样在梦中邂逅了彼此。
文中的人称代词有重要作用,而中文的第一人称【我】已经反映不出性别,故采取我(♂),我(♀)的方式表现。
俺はにっと笑って、メロンパンを大きくかじる。この体に入っていると言葉遣いはなんとなく女っぽくなってしまうのだけれど、でも俺はもう、三葉としてふるまうことなんてとっくに放棄している。全部終わって、こいつらが無事でいてくれたら後のことはどうでもいい。生きてさえいれば、どうとでもなる。
我(♂)微微一笑,大口嚼起菠萝包。替换成这个身体以来言行举止虽然都变得女孩子气了,但我(♂)早已放弃注意作为三叶的形象来示人。只要这关闯过去,之后怎样都无所谓了,只要还能活着,其他怎样都无所谓了。
「で、放送はサヤちん担当ね」と、にこやかに俺は告げる。
【然后放送就由SAYA酱爱负责了】我(♂)笑着说道。
「なんでよ!」
【为什么是我!】
「だって、放送部でしょう?」
【因为,你是放送部的?】
「しかもお前の姉ちゃん、役場の放送担当やし。無線の周波数も適当に聞き出しといてくれよ」とテシガワラ。
【而且你姐,也是政府放松课的,无线的频率,就靠你问出来了】TESIGAWARA。
「えええ?そんな勝手に……」
【诶诶诶?我(♀)可没答应……】
サヤちんの抗議を無視し、テシガワラは嬉しそうに自分を指さす。
无视SAYA酱的抗议,TESIGAWARA兴奋的指着自己。
「で、俺が爆薬担当!」
【我是炸药担当!】
「そして私は、町長に会いに行く」自分を指さしながら俺も言う。
【我(♀)呢,回去找町长】指着自己我(♂)这样说道。
え!と絶句するサヤちんに、テシガワラが説明を続ける。
诶!的一声无语了的SAYA酱和继续说明的TESIGAWARA。
「さっき言った手順で、避難のきっかけはたぶん俺らで作れる。でも、最後は役場や消防に出てきてもらわんと、百八十八世帯の全員はさすがに動かし切れんやろ?」
【按照刚才说的,我们也只能制造避难的契机。但如果政府和消防没有动作的话,肯定会有人怀疑】
「だから、町長の説得が必要なんだよ」と俺は言う。
【所以,说服町长也是必要的】我(♂)说道。
「娘の私からちゃんと話せば、きっと分かってもらえると思う」
【以女儿之身的我(♀)拜托的话,应该会答应的吧】
テシガワラは袖組みをし、「完璧な作戦や……!」と自画自賛しつつうむうむとうなずいている。俺も同じ気持ちだ。確かにちょっと荒っぽいやり方ではあるけれど、他に手はない、と思う。
TESIGAWARA叉起胳膊,【完美的作战……!】王婆卖瓜一样频频点头。要说我(♂)的心情也一样。确实这样的方法有些乱来,但暂时也没其他的主意了。
「はああー……」
【哈啊——……】
感心してくれているのか呆れているのか、サヤちんが口を開けて俺たちを見る。
是敬服还是目瞪口呆也不知道,SAYA酱反正张大嘴巴看着我们。
「まあ、良くそこまで考えとるなとは思うけどなあ……どうせもしもの話やろ?」
【想的倒是挺周到的嘛…….但这都建立在你陨石来袭没有根据的说辞上吧?】
「え?」
【额?】
ここに至っての思いがけない問いかけに、言葉に詰まる。
事到如今让人猝不及防的质问。
「いや……、もしもっていうか……」
【不……说没有根据也……】
主播:あや
小编:ミアオ
责编:日语之声
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