【日语共读】窗边的小豆豆(41)
日语共读
窗边的小豆豆
黑柳彻子
一份童真和不带世俗的纯净
宜
欢喜
悲伤
忌
皆さん、こんばんは。今天继续由主播王小旺为大家分享黑柳彻子的作品《窗边的小豆豆》。希望你会喜欢~
-窗边的小豆豆-
《窗边的小豆豆》是日本作家、主持人黑柳彻子创作的儿童文学作品,首次出版于1981年。
这本书讲述了作者上小学时的一段真实的故事:小豆豆(作者)因淘气被原学校退学后,来到巴学园。在小林校长的爱护和引导下,一般人眼里“怪怪”的小豆豆逐渐变成了一个大家都能接受的孩子。巴学园里亲切、随和的教学方式使这里的孩子们度过了人生最美好的时光。
《窗边的小豆豆》(41)
沼津からは、みんなの夢の船だった。そんなに大きい船じゃなかったけど、みんな興奮して、あっちをのぞいたり、さわったり、ぶら下がってみたりした。そして、いよいよ船が港を出るときは、町の人たちにも、手を振ったりした。
ところが、途中から雨になり、みんな甲板から船室に入らなければならなくなり、おまけに、ひどく揺れてきた。そのうち、トットちゃんは、気持ちが悪くなってきた。他にも、そういう子がいた。
そんな時、上級生の男の子が、揺れる船の真ん中に重心をとる形で立って、揺れてくると、「オットットットット!」といって、左に飛んでったり、右に飛んでったりした。それを見たら、おかしくて、みんな気持ちが悪くて、半分泣きそうだったけど、笑っちゃって、笑っているうちに土肥に着いた。そして、可哀そうだけど、おかしかった事情は、船から降りて、みんなが元気になった頃、「オットットットット!」の子だけが、気持ち悪くなったことだった。
从沼津开始,大家坐上了梦想中的船。那艘船并不很大,但孩子们已经兴奋极了,他们看看这里,摸摸那里,还把腿搭下去试试。船驶出港口的时候,有的孩子还向着街上的人挥手。但是,半路上突然下起雨来了,孩子们只好从甲板上回到船舱里。船开始剧烈地摇晃起来,小豆豆渐渐难受起来,别孩子也感到有些恶心。这时候,有一个高年级的男孩子,在摇摇晃晃的船的正中央,摆好了一个平衡的姿势站着,每当船摇晃的时候,他就“哎——哟——哟——哟”地一边嚷着,一边左窜右跳。孩子们本来晕船难受,几乎想哭出来,但是看到他的样子这么好笑,不由得又笑了起来。笑着笑着,土肥就到了。当大家从船上下来,一个个又精神起来时候,那个“哎——哟——哟——哟”的男孩子却开始恶心了,真是挺可怜的,不过也怪好玩的。
土肥温泉は、静かなところで、海と林と、海に面した小高い丘などがある美しい村だった。一休みしたあと、先生達に連れられて、みんな、海に出かけた。学校のプールと違うから、海に入るときは、みんな海水着を着た。
海の中の温泉、というのは、変わっていた。何しろ、どこからどこまでが温泉で、どこからが海、という線とか囲いがあるわけじゃないから、「ここが温泉ですよ」といわれたところを憶えて、しゃがむと、ちょうど首のとこるまでお湯が来て、本当に、お風呂と同じに暖かくて気持ちがよかった。そして、お風呂から海に行こうと思うときは、横ばいになって五メートルくらい歩くと、段々ぬるくなってきて、それからもっといくと、つめたくなるから、「そこからは海だ!」とわかるのだった。
土肥温泉所在的地方非常安静。那是一个美丽的村子,有大海和树林,还有面向大海的小山丘。大家休息了一下,就由老师们带领着,出发去海了。和在学校的游泳池里不一样,大家跳进海里时候,都换上了泳衣。
大海里的温泉与众不同。因为,究竟哪儿是温泉,哪儿是海水,并没有一个清楚的分界线,也不能用什么东西把温泉围起来。“这里是温泉了。”
だから、みんな海で泳いで寒くなると、大急ぎで、暖かい温泉にもどって、首まで使った。そうすると、なんだか、家に帰ったみたいな気がした。おかしなことは、海の部分に行けば、海水帽をぴっちりかぶって泳ぐ子供達が、見たところは海と同じなのに、温泉に入っているときは、輪になって気楽な恰好で、話しをしていることだった。きっと、はたから誰かが見たら、結局、小学生でも温泉に入ると、お爺さんやお婆さんと同じ、と思ったかも知れなかった。
その頃の海は、ほとんど、よその人がいなくて、海岸も温泉も、トモエの生徒の専用みたいだった。みんな、精一杯、この珍しい、温泉海水浴を楽しんだ。だから、夕方、別荘に帰ったときは、どの子も、あんまり永く水につかっていたので、指先の皮がシワシワになっていたほどだった。
夜は夜で、おふとんに入ってから、交代に“おばけ”の話しをした。トットちゃん達一年生は、みんな、怖くて泣いた。そして、泣きながら、「それから?」というのだった。
听人这么一说,孩子们赶紧蹲下来,热乎乎温泉水正好淹到脖子那里,水热热的,真像洗澡一样,舒服极了!想从温泉到海里的时候,横着走上五米左右,水渐渐地变成温的,再走几步,水就变冷了,于是大家知道“从这里就是海了”。孩子们在海里游泳觉得冷了的时候,就急急地回到温泉里,把脖子以下都浸泡在热热的水里。这时候,感觉好像是回到了家里一样。有趣的是,小学生们在海水里的时候,就戴上紧紧的泳帽游起泳来,而一旦进入了温泉,虽然泉水看上去和海水是一样的,但大家却围成了一个圈,轻轻松松地聊起天来。如果旁有人看到这情景,也许会觉得小学生们在温泉里样子,和老爷爷老奶奶们并没有什么不同吧。
当时,海里几乎没有别人,海岸和温泉都像是巴学园的小学生们专用的。大家尽情地享受着这难得的温泉海水浴。当傍晚走向别墅的时候,孩子们因为在海水里浸泡的时间太长,手指头上的皮肤都皱巴巴的了。
晚上钻进被窝里之后,大家轮流着讲妖怪的故事。小豆豆他们一年级的小孩子们都吓得哭了起来,可一边哭着一边还问:
“后来呢?”
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今日主播
王小旺
主播:王小旺
小编:tsuki酱
责编:日语之声