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【日语共读】窗边的小豆豆(33)

2019-03-23  本文已影响1人  日语之声

日语共读

窗边的小豆豆

黑柳彻子

一份童真和不带世俗的纯净

欢喜

悲伤


皆さん、こんばんは。今天继续由主播kuri为大家分享黑柳彻子的作品《窗边的小豆豆》。希望你会喜欢~


-窗边的小豆豆-

《窗边的小豆豆》是日本作家、主持人黑柳彻子创作的儿童文学作品,首次出版于1981年。 

这本书讲述了作者上小学时的一段真实的故事:小豆豆(作者)因淘气被原学校退学后,来到巴学园。在小林校长的爱护和引导下,一般人眼里“怪怪”的小豆豆逐渐变成了一个大家都能接受的孩子。巴学园里亲切、随和的教学方式使这里的孩子们度过了人生最美好的时光。

《窗边的小豆豆》(33)

講堂での野宿の次の次の日、とうとう、トットちゃんの大冒険の日が来た。

それは、泰明ちゃんとの約束だった。そして、その約束は、ママにもパパにも、泰明ちゃんの家の人にも、秘密だった。その約束が、どういうのか、というと、それは、「トットちゃんの木に、泰明ちゃんを招待する」というものだった。

トットちゃんの木、といっても、それはトモエの校庭にある木で、トモエの生徒は、校庭のあっちこっちに自分専用の、登る木を決めてあったので、トットちゃんのその木も、校庭の端っこの、九品仏に行く細い道に面した垣根のところに生えていた。

その木は、太くて、登るときツルツルしていたけど、うまく、よじ登ると、下から二メートルくらいのところが、二股になっていて、その、またのところが、ハンモックのように、ゆったりとしていた。

トットちゃんは、学校の休み時間や、放課後、よくそこに腰をかけて、遠くを見物したり、空を見たり、道を通る人たちを眺めたりしていた。

在礼堂露营后的第三天,终于迎来了小豆豆大冒险的日子。这一天,小豆豆和泰明有一个约定,这对爸爸妈妈以及泰明的家里人都是保密的。那么,这个约定到底是什么呢?那就是“请泰明上小豆豆树”。说是“小豆豆的树”,其实是巴学园校园里树。巴学园的小学生们都在校园的这几那儿,定下了自己专用的树,爬树的时候只爬这一棵。小豆的那棵树在校园的一个角落,靠着篱笆,正对着通往九品佛的小路。那棵树很粗,爬起来滑溜溜的。小心地爬上去,在离地两米高的地方分成两个大枝,分权的地方就像吊床一样。小豆豆在课间休息的时候,或者放学以后,经常坐在那里,看看远处,眺望一会儿天空,或是看看路上的行人什么的。

 

そんなわけで、よその子に登らせてほしいときは、

「ごめんくださいませ。ちょっとお邪魔します」

という風にいって、よじ登らせてもらうくらい、“自分の木”って、決まっていた。

でも、泰明ちゃんは、小児麻痺だったから、木に登ったことがなく、自分の木も、決めてなかった。だから、今日、トットちゃんは、その自分の木に、泰明ちゃんを招待しようと決めて、泰明ちゃんと、約束してあったのだ。トットちゃんが、みんなに秘密にしたのは、きっと、みんなが反対するだろう、と思ったからだった。

トットちゃんは、家をでるとき、

「田園調布の、泰明ちゃんの家に行く」

因为大家都定下了每个人专用的树,如果有孩子想爬别人的树,就要说一声:

“不好意思,我打扰了。”

等人家同意,才能爬别人的树,这就是小学生们“自己的树”的来历。

不过,泰明因为患过小儿麻痹症,从来没有爬过树,也就没有“自己的树”。所以小豆豆决定今天请泰明爬她的树,已经和泰明约好了。要对别人保密,是因为小豆豆认为“大家都会反对这件事的吧”。

所以,小豆豆出门的时候,对妈妈说的是:

“我要去田园调布,是去泰明的家里。”

 

とママに言った。嘘をついてるので、なるべくママの顔を見ないで、靴のヒモのほうを見るようにした。でも、駅までついてきたロッキーには、別れるとき、本当のことを話した。

「泰明ちゃんを、私の木に登らせてあげるんだ!」

トットちゃんが、首からヒモで下げた定期をバタバタさせて学校に着くと、泰明ちゃんは、夏休みで誰もいない校庭の、花壇のそばに立っていた。

泰明ちゃんは、トットちゃんより、一歳年上だったけど、いつも、ずーっと大きい子のように話した。

因为是在说谎话,小豆豆尽量不看妈妈的脸,而是低头看着鞋带。不过,对送自己到车站的洛基,小豆豆却是说了实话:

“我是请泰明爬我的树呢。”

脖子上挂着的月票“啪嗒啪嗒”响着,小豆来到了学校。这时候,泰明正站在花坛旁边。因为正值暑假,校园里一个人影也看不到。泰明只比豆豆大一岁,但他说话的神情却显得比小豆豆大好多。

 

泰明ちゃんは、トットちゃんを見つけると、足を引きずりながら、手を前のほうに出すような恰好で、トットちゃんのほうに走って来た。トットちゃんは、誰にも秘密の冒険をするのだ、と思うと、もう嬉しくなって、泰明ちゃんんの顔を見て笑った。泰明ちゃんも、笑った。

それからトットちゃんは、自分の木のところに、泰明ちゃんを連れて行くと、ゆうべから考えていたように、小使いの小父さんの物置に走っていって、立てかける梯子を、ズルズルひっぱって来て、それを、木の二股あたりに立てかけると、どんどん登って、上で、それを押さえて、

「いいわよ、登ってみて?」

と下を向いて叫んだ。

泰明一看到小豆豆,立刻拖着一条腿,张开双臂向小豆豆跑来。小豆豆想到这个谁也不知道的秘密冒险,非常开心,看着泰明笑了起来。泰明也笑了。小豆豆先把泰明领到自己树前,然后跑向校工叔叔的工具房,这是她昨晚就想好了的。从工具房里,小豆豆拖来一个梯子,把梯子架在大树分权的地方,然后自己嗖嗖地爬上去,在树上按住梯子,冲着下面喊道:

“好啦!你也上来吧。”

 

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今日主播

kuri

主播:kuri

小编:tsuki酱

责编:日语之声

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